2014年01月11日

改ざんではない、未熟…認知症研究で部門責任者

 つくば大学の朝田教授は記者会見で「意図的な改ざんではなく未熟」とおっしゃられたそうです。検査時刻”修正”の件も未熟ということで押し通すつもりなのでしょうか。

 

患者の同意得ずデータ収集の疑いも アルツハイマー研究
 朝日は昨日に引き続き追撃しています。同意書をどっかになくしたとかのミスの可能性はないのでしょうかね。

 

アルツハイマー病研究「検証へ委員会設置を」 参加の教授指摘
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1006H_Q4A110C1CR8000/

 日経は中立的ですね。誰が委員になるのでしょうか。当然、J-ADNIに参加していない人がなるのでしょうが。

 

臨床データの問題指摘=アルツハイマー病研究事業厚労省が調査
 時事も淡々としています。”厚労省によると、岩坪教授は同省の調査に、時間変更は記憶を頼りに直したものだと回答しているという”ここが一番言い訳しにくいところですね。論理的記憶IIの手続きすら忘れてしまう検査者が、二ヵ月半前の記憶を突然に鮮明に思い出したとでも言うのでしょうか。

 あと、330例中約80例に不備がみられたというのは、いくらなんでもミスが多すぎはしないですかね。仮に改ざんではないという言い訳が通ったとしても、あまりに巨大なミスなので事態をおさめるのに誰かの辞表が必要になるのでしょうね。